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Posted by 滋賀咲くブログ at

バレンタインのお得な役割

2010年01月18日

太腕専務です。

お正月、成人式が終わってほっとする間もなく
洋菓子チームはバレンタインの準備に取り掛かっています。

試作があがってきたのは
   『スフレショコラロール』   

卵白をたっぷり泡立てた生地なので、チョコが入っていても軽くソフトな口当たり。
カスタードクリームと旬の苺をロールした、バレンタイン限定ケーキです。

早速、カメラを取り出して、ぱちりと撮影カメラ




で、その後は
いつものお得な役割を担うiconN22iconN22iconN22

さらなる太腕へと、
今日も一歩進むのでしたkao11




  


Posted by tomoe at 23:40Comments(0)専務の太腕繁盛記

お習字と雲平筆と雲平さん

2010年01月18日

ふだん菓子箱の熨斗紙は、手軽なので筆ペンのお世話になっています。

本物の筆を持ち、墨で書くのは、今となっては年に一度だけ。

例年1月中旬に、大きな模造紙や書初用紙十数枚に書くのがワタシの役割です。
(西沢本家のおば様の依頼で)



毎年、「ああああああ、お習字のお稽古をして上手になりたいiconN04
と思うものの、つい日常の忙しさにまぎれてしまい、まったく出来ずにまたこの時期を迎えてしまう(^^;)
・・・いつまでも駄目なワタシ・・・face07



安曇川町民が筆を持つときは、もちろんこちら、
攀桂堂(はんけいどう)さんの『雲平筆』

400年前からの歴史があり、宮家や全国の有名書家の先生方からも絶大な支持を得ていらっしゃいます。

  「遠祖の流れを今に書き伝ふ
     筆は藤野にかぎりけるかな」
   有栖川熾仁親王

現在は、第15世 藤野雲平氏、品があり優しく美しい奥様、凛々しい世継ぎのご子息が、高島が世に誇る伝統を守っていらっしゃいます。

そして、私共とも栄では、(誠に失礼ながら)お菓子に御名を拝借しております。



菓銘は、ずばりそのままの  ‘雲平さん’

高い技術力に基づき連連と続く伝統。
地域住民の誇りであること。
親しみやすく穏やかで高い人格の持ち主。
・・・そういったところにあこがれ、先代・14世藤野雲平氏の時分にお願いしたところ
心良く承知して下さり、三笠焼きの菓銘とさせていただきました。

御名に恥じぬよう、皆様に愛されるお菓子を作り続けていきたいです。


  


Posted by tomoe at 14:50Comments(0)専務の太腕繁盛記

15年の月日。

2010年01月18日

1月17日。

『あの日』が、また今年も巡ってきました。

当たり前のように一日が始まり、一日が終わる。

でも、

1995年1月17日

『あの日』以来、突然命を断たれ、時が止まってしまった方がいる。たくさん。

『あの日』の前日、1995年1月16日(日)
私達はいとこの結婚式で、新神戸駅すぐ横の 新神戸オリエンタルホテルにいました。
地震が10数時間早くおこっていたら確実に渦中に巻き込まれていたでしょう。

翌朝のTVはどの局も信じられない、現実とは思えない光景を報じていました。

神戸市内には4組の大事な人達が住んでいます。

夜には、宝石箱のように綺麗だった夜景の跡形もなく、
真っ暗な闇にいつまでも燃え荒れる災ばかりがブラウン管に映し出されてます。

幸い、4組の家族には、家屋や職場、インフラ等々大きな被害はあったものの
全員無事でした。

とはいえ、6500人の命を落とされた方にも、生きながらえた方々にも
あまりにも辛い現実。お商売をたたまれた同業者もいます。

数日前のハイチ地震では、いまだに遺体があちこちに放置され
治安も悪く、治療も衛生面もひどい状況とか。

大きな自然の営みの前には人間はなんて無力なんだろう。

神戸の『あの日』から15年。
力を合わせ再び美しい街を取り戻してこられた努力はすごい。
人間は、絶望から希望へと心をコントロールできる。

自分達のチカラの及ばない、なにか、に生かされているお陰で
今日も当たり前に1日が終わり、そして明日という1日が始まる。

感謝を胸に刻みながら365日を重ね
次の1月17日を迎えたい。












  


Posted by tomoe at 01:37Comments(0)専務の太腕繁盛記